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サイボーグへの道

 今回、これまでと少々、内容とか文体とかが異なります。ご容赦下さい。

東大の産学共同研究センターで人間サイボーグの実験台に立つ
 「制作途上にあるNHK特番、“サイボーグの時代”(仮題)の取材」の一場面の記事とのこと。
 人間の五感は、全てそれぞれの神経系で電気信号に変換されて、脳に伝えられる。その電気信号が脳内で処理されて、自分が何を見て、聴いて、嗅いで、味わって、触っているのか、を感じている。この電気信号を、人工的に体内に流してやって、実際には無いはずの感覚を感じてもらおう、という実験が行われているそうだ。当サイトをご覧の方だと、バーチャルリアリティへの応用を考えるかもしれないが、目的の第一は、病気や事故などで失った感覚を取り戻すためのようだ。
 今回の実験は、触覚を人工的に作り出すものだが、他の感覚を再現する実験も行われている。以前「視覚を失った人の脳に、カメラからの電気信号を入力して、輪郭がぼんやりと見える程度ながら視覚を復活させた」という記事を見たことがある。そのときは、安全性が未確認であったり、カメラと信号処理の機械が大きいなどで、実験段階ということだったが、今は実用化に近づいているだろう。他にも、「人工」「視覚」などのキーワードでネット検索するといろいろ出てくる。
 さて、サイボーグの触覚としては、攻殻機動隊というマンガで、「光ファイバーは、圧力によって反射率が変化するので、これを検知することにより触覚の神経系に使える(作中では使っている)」という設定があった。マンガとはいえ、いろいろと実在の技術が組み込まれており、これもその実在する技術の一つだったはずだ。(こういうサイボーグが実在するという意味ではなく、光ファイバーがそういう性質を持っているのは本当、ということ)
 東大の実験では、触覚センサーとして「感圧導電性ゴム」を使っているが、他にもいろいろな方式が考えられているだろう。ちなみに、この感圧導電性ゴムの説明については、少々間違ったことが含まれていた。きちんと書くと長くなってしまうので、申し訳ないが割愛させてもらう。まぁこの記事に限らず、この手の記事の科学的な説明には、間違いが多々見られるので、扱いには注意が必要である。
 話を戻して、サイボーグについて。最終的には、攻殻機動隊のような、肉体強化に進んでしまい、現在第一の目的としている、肉体補助とは異なる方向に進んでしまうかもしれない。というより、よく言われるように、強化(軍事)と補助(医療)は表裏一体で、分離できないものなのだろう。だが、たとえそうであっても、やはり全ての人にとって、このような研究への期待は大きい。今障害を持っている人が、活躍の場を広げられることはもちろん、今健常な人も、いつ事故などで障害を負うか分からないのだから。
 このような研究が、その方向性について上手くバランスを取りながら、進んでいくことを期待したい。

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