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毎日が日曜日

 久々更新の第二弾は、毎日が日曜日 (新潮文庫)官僚たちの夏 (新潮文庫)と同じ、城山三郎さんの著作です。時代は、官僚たちの夏 (新潮文庫)の後半の頃でしょうか。商社マンの人間模様が描かれています。
 仕事と家庭、定年後の生活、企業内での立ち回り方などについて、様々な悩みに立ち向かっていく主人公たち。時代背景の違いから、詳細は違えども、現代も悩みの原因は変わらないのだなぁと感じました。
 また物語の中で、文字通り密林を切り開いての農場開発や、京都の独特の風習(?)など、様々な世界観が描かれて勉強になります。
 このように、いろいろな事柄が詰め込まれた内容のため、社会人であればどこかに共感するところがあると思いますが、主題は読む人によって変化するのではないかと感じました。
 ひとつ私が驚いたことは、私にとっては、最近10年ほどの大きな変化と思われていた企業を取り巻く状況が、30年以上前のこの作品で、すでに描かれていることです。外資企業による国内企業の吸収合併、完全実力主義の昇進制度、リストラへの不安などなど。舞台が、世界を相手にすることが前提の商社であることが関係するのかもしれませんが、雇用制度の変化は、すでに始まっていたということですね。そう考えると、現代はさらに別の変化が、すでに始まっている可能性もあります。その時々で、自分にとってベストな人生を歩むためにはその動きをいち早く察知する必要がありますが難しいですね。
 さて、城山さんの作品は、毎日が日曜日官僚たちの夏しか読んでいないのですが、いずれも終わりは尻切れトンボ。でも、社会人の生き方を描いた作品で、そこに正解はないので、それで良いのでしょう。読者が、それぞれ感じることを感じる作品だと思います。

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